ひかわ幼稚園では、秋に作品展が開催されます。
今回は、その作品の一部をご紹介!
〇1、2学期の絵
行事や園庭遊びの後、物語を聞いた後、実際の生き物を観察しながら、たくさんの絵を描きます。
〈年少さん〉
題材となるザリガニやカタツムリは、園児が捕まえてきたものです。1学期の間は、保育室でお世話をして、動きを観察したり、実際に触ったりしてから描いています。
田植えや芋ほりなど行事の絵は、終わった後すぐに描いています。記憶が鮮明なうちに描き上げるので、すらすらと描けます。
〈年中さん〉
物語の絵は、お話を聞いた後に、心に残っている場面を描いています。個々にシーンが異なるので、見ていて楽しいですね。
「てわたり」「運動会のお遊戯」「舟形シーソー」などの墨絵です。それぞれの情景がうかんできます。
〈年長さん〉
亀やチャボ、クジャクは幼稚園で飼育しています。絵を描くときは、亀やチャボを保育室へ連れてきて、観察し、時には触ってみます。「亀の甲羅の模様は中央と周りで違うね。」「爪は何本あるのかな?」など、みんなで確認してから描いています。特徴をよくつかんでいるので、細かな所まで描かれていて迫力があります。
年長さんが絵を描く紙のサイズは半切(546㎜×789㎜)と大きいのですが、そんな大きい用紙をはみ出すぐらい、豪快にのびのびと描いています。
〇個人製作
〈年少さん〉
幼稚園の自然園にある竹を使った作品です。
「おばけ」「うちゅうじん」「おそうじロボット」「おとうとのミルク」など。竹が色んなものに変身しました。
〈年中さん・ばら1組〉
落ち葉や木の実を使って、動物園をつくりました。
どの作品もとても大きい!松ぼっくりの目、葉っぱの耳、木の枝の牙など、上手に使っていますね。
〈年中さん・ばら2組〉
端材を使って作りました。
写真の奥の方でじっくり見ている作品はこちら↓↓↓
細部にまでこだわって作っています。すごい!職人技ですね。
〈年長さん〉
ガラス絵です。濃い目に溶いた絵の具で、ガラスに絵をかき、紙で抑えてから裏返します。ガラスの上で絵の具が混ざらないよう慎重に、でも絵の具が乾く前に紙で抑えるので素早く、仕上げます。年長さんでもなかなか難しいようです。
粘土制作です。大きな作品ばかり、今にも動きそうな程、迫力があります。
〇版画
〈年中さん〉
スチレン画です。スチレン板に鉛筆で絵を彫って作ります。
〈年長さん〉
ゴム版画です。お父さんの顔を彫り上げました。彫刻刀も上手に使えるようになりました。
他にも、野菜スタンプ、クレヨン模様、包装紙の貼り絵、三色構成、わりばしペンの絵など、たくさんの作品が展示されています。
それぞれの作品から、作品作りのときの、子供たちの楽しい気持ちが伝わってきます。
芸術の秋、久しぶりに何か描いてみようかな。