作品展
幼稚園最後の作品展
年長さんにとっては幼稚園生活最後の作品展です。
これまでたくさんの絵を描き、たくさんの作品を作ってきました。
その積み重ねが、確実に子どもたちの表現する力になっていることが、作品からも伝わってきます。

【ひまわり】


大きな紙に大きく描くことは、なかなか大変なことです。
しかし、みんなのびのびと描きます。
茎にある白い線、なんだか分かるでしょうか?
「ひまわりの茎には毛があるんだよ」
と子どもたちが教えてくれました。細かいところまでよく観察できていますね。
【花の絵】


色鮮やかな花の絵です。
花瓶に生けられた色も形も違う花々を、自分の目でしっかり見て描きます。
同じものを見て描きますが、「花瓶」が違うことにお気づきでしょうか?
花瓶は、子どもたちが自由に描いているそうです。
見たままを描く子もいれば、形も色も好きに描く子もいるそうです。
そこにも『個性』がでていますね。
【粘土】


ひかわ幼稚園には粘土室があります。
よく見かける油粘土ではなく、土粘土を使います。
子どもたちは、山積みにされた粘土から使いたいだけ使うことができます。
なので、写真では伝わりにくいですが、1つ1つなかなかの大きさなんです。
粘土は、制作の中でも『立体』を意識して作ります。
絵を描くのとはまた違う観点が必要になってきます。
先生方は、粘土制作においても
「こんなやり方があるよ」
と技法は教えますが、どんな作り方をするかは子どもたち自身で考えます。
作りたいもののイメージを膨らませ、時には本などを参考にしながら作ります。
どの角度から見てもしっかり作れていますね。
【ガラス絵】




年長さんは、ガラス絵にも挑戦します。
濃いめに溶いた絵の具で、ガラスに絵を描き、紙で押さえて反転させます。
絵の具が混ざらないように慎重に描かなければいけません。
ガラスの持つ独特の輝きと透明感、そして裏から描くことで生まれる鮮やかな発色がとても綺麗ですね。
【スチレン画】


年長さんは、お父さんとお母さんの顔をスチレン画で描きます。
みんなとってもいい表情です。
【1・2学期の絵】
《絵の具》



年長さんになると、より細かく表現することができるようになっていきます。
同じモチーフでも、絵の具、クレヨン、わりばしペンと、様々なものを使って描きます。(そこに粘土が加わることも)
それぞれの特性を描きながら学びます。
中でもわりばしペンは、細い線が描けることから『線』をより意識して描くそうです。
《わりばしペン》


《クレヨン》

【クレヨン模様】

たくさんの色を使って、色んな形を描き、下の紙の色が見えなくなるまで塗ります。
【布の貼り絵】

布の貼り絵は何度か行います。
1度目はとにかく切って貼る。
それ以降は、形や色合いをより意識して行うそうです。

子どもたちは、幼稚園での3年間でたくさんの絵を描き、たくさんの制作を行います。
入園したばかりの時に描いた絵と、年長時に描いた絵を是非見比べてみてください。
その成長にきっと驚くのではないでしょうか。
自分の目でよく見て感じ取り、頭を使って、身体を使って作り上げた作品たちは、どれも唯一無二の作品で、その制作の積み重ねは、子どもたちのこれからのもの作りの『基礎』となってずっと残っていってくれるように思います。
そして、作品展を通して改めて日頃から子どもたちに寄り添って、たくさんのことを教えてくださる先生方に感謝の気持ちでいっぱいになりました。
私は、ひかわ幼稚園の子どもたちののびのびとした作品が大好きです。